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健康づくりのすすめ

生活習慣病やメタボリックシンドロームなど、健康問題が社会的に注目を集めています。この健康問題解決のためには運動が必要だということは、ほとんどの方が承知されていると思います。

しかし生活習慣病予防や、健康維持増進、体力向上のためには単に運動を行うというだけではなく、適度の運動を継続して実施しなければ効果は期待できません。
日常生活の中に適度な運動を取り入れることにより、"悪い"生活習慣が"活発で良い"生活習慣に変わり、生活習慣病予防され、さらにはシェイプされたカラダになるのです。
「今日から運動を始めるぞ!」という気合も重要ですが「これなら続けられるぞ!」という気持ちも重要です。

何をしたらいいの?

では具体的に何をしたら良いのでしょうか?

厚生労働省では、著名な医師や学者など運動の専門家を結集して、健康づくりのための指針として「健康づくりのための運動指針2006」を策定しています。

この運動指針で提示している健康づくりのための身体活動量の目標は次のとおりです。

週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動・生活活動)!
そのうち4エクササイズは活発な運動を!

(用語の意味については次の項を参考にしてください。)

この目標に含まれる「活発な身体活動」とは、3メッツ以上の強さの身体活動です。(3メッツ未満の弱い身体活動は目標に含みません。)


1エクササイズに相当する活発な身体活動
の例は、下図をご覧ください。

目標を達成するためには、週に、少なくとも左側の「運動」で4エクササイズ以上、右側の「生活活動」と合わせて合計23エクササイズ以上になるように活動しなければなりません。

1Exに相当する活発な身体活動
上図より詳細な活動例が、活動指針2006の中に参考資料「身体活動のエクササイズ表」として掲載されいますので、これを引用して次に掲載しました。
健康づくりのために何をすればいいのか、目標達成のために実行する身体活動の目安としてご利用ください。
「3メッツ」以上の運動(身体活動量の目標の計算に含むもの)
「3メッツ」以上の生活活動(身体活動量の目標の計算に含むもの)
「3メッツ」未満の身体活動(身体活動量の目標の計算に含めないもの)
 
用語について

目標として掲げられている中にいくつか聞き慣れない言葉がありますね。その意味について説明します。

「身体活動」、「運動」、「生活活動」の違い
  「身体活動」 安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動きのことをいいます。
身体活動のうち、3メッツ以上の強さの身体活動を「活発な身体活動」と呼び、目標値に算入できます。
  「運動」 身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施するものをいいます。(日常一般的に使う"スポーツ"のことです。)
  「生活活動」 身体活動のうち、「運動」以外のものをいい、職業活動上のものも含みます。
   つまり、「身体活動」=「運動」+「生活活動」となります。
「メッツ」と「エクササイズ」
  「メッツ」 身体活動の強さを表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツ、普通の歩行が3メッツに相当します。
  「エクササイズ」 身体活動の量を表す単位(Exとも表記します)で、身体活動の強度(メッツ)に身体活動の実施時間(時)をかけたものです。
エクササイズ=メッツ・時

( 強い身体活動の方が短い時間で1エクササイズになります。
また、3メッツの身体活動のものを1時間行えば3エクササイズに、6メッツのものは1時間で6エクササイズになります。)
  (例)

3メッツの歩行を1時間行った場合は、3メッツ×1時間=3エクササイズ(Ex)となります。
一般的なエアロビクスですと6メッツ程度ですので、30分行うと6メッツ×0.5時間=3エクササイズ(Ex)、1時間で6エクササイズ(Ex)となります。

     
目標達成に向けてのヒント

1時間の歩行や30分のエアロビクスを毎日実施することは現実問題として結構たいへんですし、仮に毎日実施できたとしても(3メッツ×7日=21Ex)で、目標の23Exに2Ex足りません。

そこで健康向上企画では、運動の入り口として日常生活の中で「損して得とれ!生活」を提唱しています。

例えば、エスカレーターは使わない!電車では座らない!バスに乗ったら1つ前の停留所で降りて歩く!などです。
 

人間の身体には「適応性」というものが備わっています。
普段から階段を使っている人は、階段を登るということに自然に適応しています。階段を登るために必要な筋肉がつくのです。
逆にエスカレーターしか使わなければエスカレーターに適応してしまい、必要無くなった筋力がどんどん低下してしまいます。

日常生活の中で「損だなぁ〜」と思うような身体活動をあえて行ってみてください。今の損が将来的にかならずや「得」(生活習慣病改善)に繋がります。

つまり、特に意図的に「運動」したりしなくても、日常生活の中で3メッツ以上になるような身体活動量のものを意識的に実施することにより、身体活動の目標値に加算できる活動量になるのです。

但し、3メッツ以下の身体活動は動きが軽すぎて効果が期待できませんので、3メッツ以上の日常生活のなかの動き(生活活動)を実行することが必要です。
 


具体的な実行例

  • 食事の買い物に片道20分の道のりを歩いて行く(3メッツ)。
  • スーパーで20分歩き回る(3メッツ)。
  • カゴを使い重いものから先に買う(プラス0.5メッツ)。

これを計算すると3メッツ×往復40分 = 約2Ex
カゴを持って歩いたので3.5メッツ×20分 =約1.2Ex

これを1週間行った場合、3.2Ex × 7日=21.4Exとなり上記の歩行やエアロビクスの活動量に勝るとも劣らない身体活動量になるのです。

その他、前項の「身体活動のエクササイズ表」を参考にして、自分に適した身体活動を考えてみてください。

まずはこの日常生活でできることを実践してみてください。そしてこの活動的な生活に更に運動がプラスされれば、自分のカラダの変化に気づくことができます。是非とも自分に合った、無理の無い継続できそうな身体活動や運動を見つけて下さい。

健康向上企画がプロデュースするフィットネスイベント
健康向上企画では、皆様が運動を継続する手段として参加できるフィットネスイベントを企画しています。
一部の競技性を目的としたエアロビクスだけではなく、幅広い層の方々が参加できるように段階(ステップ)を設けて展開していますので、楽しく運動を続ける手段の一つとして是非ご参加ください。

 
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